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業界でも異例の日本ワイン専門店。
試行錯誤の末に黒字化。
そして多店舗化へ。
新店立ち上げのスペシャリスト、ワインバーに挑む。
宰務 鉄平2006年入社 GRANDE POLAIRE WINEBAR TOKYO 銀座コリドー街店 支配人
ワインと洋酒が大好きでイベント会社から転職。2006年、点(ともる)銀座コリドー街店を皮切りに点4店舗を歴任。2011年、ヱビスバー大阪梅田店の新規立ち上げを担当。2015年からソムリエとしてワインバーの立ち上げに挑む。

日本ワイン専門店、ノウハウゼロからのスタート。

入社以来、業態転換や新店立ち上げに数多く携わってきました。その中でも各段に難しい大仕事が、現在取り組んでいるグランポレールワインバーという新業態の立ち上げです。
サッポロライオンには、サッポログループの製品を人々に紹介し味わっていただく、という使命があります。この店舗は、サッポロが扱う日本ワイン、グランポレールをメインに据えた、会社にとって初めての業態です。「ワインをメインにする際には、ぜひ自分にやらせてほしい」と何年も前からアピールしていた私にとって、念願の仕事でもありました。
けれど、単独ブランドの日本ワインだけを扱う店舗など業界でも例がなく、想像を超えた大苦戦のスタートとなりました。

ターゲットと違う客層に苦戦。知恵を絞る。

当初の設定ターゲットは、「日本ワインマニアの中高年男性」でした。しかしコリドー街は若者、特に女性が多い街で、飲み会の一軒目にワイン専門店を選んでくださるお客様は、ほとんどいません。開店休業のような状態が、しばらく続きました。
どんなに良いワインでも、飲んでもらえなければ意味がない。そう考えた私は、敷居を低くするため、早い時間に格安でワインが飲めるハッピーアワーを設定。ワインカクテルも数多く作り、あえて“一杯目のビール”も容認。マニア向けでなく、日本ワインを体験してもらう“入門店”へと転換していきました。
本社とは何度も議論しましたが、「店舗として成り立つことが大前提だ」と、意見を通しました。

1店舗で終わったら負け。挑戦は続く。

当店の特徴は、30種類のワインすべてをグラスで楽しめることです。私は、どのワインが出てくるかわからない「シークレットワイン」というクイズ感覚のメニューを発案。ソムリエを目指す人たちが来店するなど、人気商品となりました。
繊細な日本ワインにふさわしい料理も開発。ワサビや八丁味噌などを隠し味に使い、個性的な“マリアージュ”を実現しました。数々の施策が功を奏し、1年で黒字化。2018年度には「全国最優秀店舗賞」を受賞しました。
しかし、この1店舗の成功で終わらせたら負けだと思っています。「サッポロライオン=ビール」というイメージを変え、女性ファンの拡大につながるよう、多店舗化を目指して挑戦を続けます。

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