店舗というチームに
貢献するために、
私は、私をもっと鍛えたい。
ひと皮むけた成長株。
奥野 愛2015年入社 ビヤホールライオン 銀座七丁目店
料理を振る舞うのが好きで、フードコーディネーターの道も考えたが、人をもてなす仕事に惹かれて2015年、サッポロライオン入社。新宿ライオン会館1階のビヤレストランで3年勤務した後、2018年1月に銀座七丁目店へ。2階レストランで接客を担当。

店頭ディスプレイを任され、自由に働く。

料理が好き。人をもてなすのが大好き。そんな思いだけで入社した私の個性を、最初の配属先である新宿ライオン会館の支配人は、素早く見抜いてくれました。1年目の冬に「店舗入口のサンプルケースを季節感のあるものに変えたいので、ディスプレイを考えて」と指名を受けます。元々フードコーディネートに興味があり、絵を描くのも好きだった私は、大喜びで素材を買い集め、暖炉や雪景色を手作りしました。それが社内外で静かな評判を呼び、私はディスプレイ担当に任命されたのです。
「君の“サンプルケース愛”を思い切り発信しなさい」と言われ、2年目からは後輩を巻き込み、季節やフェアごとに工夫。とても自由に働くことができました。

新天地のスピード感についていけず、自分らしさを見失う。

ところが4年目に銀座七丁目店へ異動して、私は大きな壁にぶつかります。新宿店と銀座七丁目店では、規模やお客様の層がまったく違いました。客席数70席で新規のお客様が多い新宿に対して、銀座は230席で常連様が多く、一日中宴会がある超繁忙店舗。マイペースで働いていた私は、テキパキと効率よく動く仕事のスピードについていけず、自信をなくしていきました。
そんなとき、私は新入社員教育のトレーナーに選ばれます。私はトレーナーチームのリーダーに「今の私は元気な声も出せず、人に教えることなどできない」と訴えました。愚痴混じりの相談を静かに聞いてくれたリーダーは、「店舗はチーム。君は一人じゃないんだよ」とひと言。私は、ハッと気づきました。

チームワークの大切さを痛感し、生まれ変わる。

私は自分のことで手一杯で、仲間のことなど考えもしていなかったのです。
思い切って独身寮を出て、キッチンの広い家に引っ越しました。そして学生時代にしたように、店舗の仲間を家に呼んで料理を振る舞いました。
「最初は私も大変だったなぁ」「気軽に声をかけていいよ」。みんなと本音で話をするうちに、私は勝手に作っていた心の壁が消えていくのを感じました。頼っていいんだ、だってチームなのだから。
すぐにスピードアップできたわけではありません。でも私の得意を知った店長が、イラスト入りの作業マニュアル作りを任せてくれるなど、私なりの貢献ができつつあります。もっと自分を鍛えて、仲間にもお客様にも必要とされる存在になりたいと思います。