サステナビリティ

サッポロライオンの健康経営の取り組み

2025年11月25日

サッポロライオン 健幸創造宣言

サッポロライオンは、私たち一人ひとりが、「個性を十分に発揮し、自らが強く、明るく、輝き続けるため」に、ここに「健幸創造宣言」を致します!

  • 1.私たちは自由闊達な「コミュニケーション」に努めます。
  • 2.私たちは「自己研鑽」に努めます。
  • 3.私たちは「健康維持、管理」に努めます。

代表取締役社長 田澤宏之

サッポロライオンは、1人1人がwell-beingな状態でパフォーマンスが発揮できることを目指し、重点課題として生活習慣病健診受診率向上、メンタルヘルス対策、こころと体の健康づくり、シニアの健康、両立支援に取り組んでいます。

KGI(2026年)

  • ワークエンゲージメント54.0以上
  • プレゼンティーイズム33.0%以下(達成済)
  • アブセンティーイズム:2.0日未満/人/年

サッポロライオンはお客様に「JOY OF LIVING(生きている喜び)」を提供している企業です。 そのためには、提供する側の従業員の心身が良い状態であることが前提です。従業員のメンタルや身体の不調にも早期に気づきをもたせるよう、管理監督者にはメンタルヘルス・マネジメントの資格習得も推奨しております。
外食事業の課題となる長時間労働抑制に対しては、社内に「風土改革委員会」を設置し、過重労働による健康障害を防止するための課題解決に取り組むと同時に、産業医からの情報提供を社内報に掲載するなど、健康に重きを置いた働き方の推進を実施しております。
毎月発行の社内報の一部には産業医からの声を「衛声(えいせい)」として従業員に届けています。季節に合わせ、熱中症やインフルエンザ、ノロウィルス等の情報を産業医の目線から飲食店に向けて紹介。それにより、ビヤガーデンでの熱中症を防ぐなど、従業員の知識も高めるようにこころ掛けをしています。

エイジフレンドリーな職場の現実に向けて シニアの健康

2022年度より主に60歳以上の再雇用者の方を対象に、「シニアの健康チェック」の取組みを開始致しました。今年で2年目に突入しております。
やはり、若い方に比べ筋力や敏捷性などの運動能力や視力・聴力の低下、また高血圧や糖尿病などの病気を持つ割合も高くなっているのは現実です。
産業医の意見を聞きながら、毎年お誕生月に健康相談室にて対面orリモートにて「シニアの健康チェック」を実施しております。

★保健師さん健康チェック内容

  1. 健康診断結果・病気の治療状況の確認
  2. 自覚症状や業務上困っている点などのヒアリング
  3. 開眼片足立ちテスト・5回立ち上がりテスト(体力チェック・転倒リスク評価として)
  4. 現場の聞き取り(他の従業員から見てどうか?!)

厚生労働省「SAFEアワード」 エイジフレンドリー部門でゴールド賞受賞

この高年齢労働者が元気に長く働き続けられる環境の整備の取組が認められ、厚生労働省第2回「SAFE アワード」にて、エイジフレンドリー部門のゴールド賞を受賞しました。
外食産業の人手不足の中で、働く意欲と技能・経験をもった重要な働き手であるシニアの労働者が安心して働けるようにしていくために、高年齢労働者の特性(運動能力や視力・聴力の低下など)によって労働災害等のリスクが高まる可能性などを企業と労働者の双方が自分事として理解し労働環境を整えていく取組を、今後も推進してまいります。

こころと体の健康づくり

毎年9月の厚生労働省「健康増進普及月間」「食生活改善普及運動月間」に合わせ、「生活習慣改善チャレンジキャンペーン」を健康管理システム上で実施しています。昨年はウオーキング・禁煙・ノンアル習慣・毎日レモン・ストレッチの5コースを作り約260名参加致しました。インセンティブを設けて会社全体で楽しみながら健康リテラシーを高めていきます。

スポーツ庁が実践している、働く世代を中心に国民のスポーツ実施率を向上させ健康増進やライフパフォーマンスを高めるため、従業員のスポーツ活動の促進に積極的に取り組む企業等を認定している「スポーツエールカンパニー」に2025年度認定されました。

メンタルヘルス不調等のストレス関連疾患の発生予防、早期発見・対応

わたくしたち飲食業はコロナを経て、年齢に関わらずメンタル不調者が増加傾向にありました。そこでサッポロライオンでは2022年「風土改革部会」を発足し、会社全体の風土を整え、ワークエンゲージメントの向上、メンタル不調者予防対策に取り組んでいます。また、昨年より従業員の健康リテラシー向上を図るため、健康管理システムを導入致しました。アプリの取得率は83.6%になります。手軽にできるアプリからの健康イベントは前年より参加者が約5倍になりました。定期的に健康動画の配信や、毎日1問健康クイズの発信を行っております。同時に睡眠の質や食事の管理などアプリひとつで出来るようになりました。アプリを通じて従業員間でのコミュニケーションの場を広げていると同時に、メンタル不調者を予防しています。また、常に産業医、保健師にて労働者に寄り添った対応、面談等も実施しており、ストレス要因を明確にし1つ1つ改善に向けた指導を心掛けています。

ストレスチェックの反応値も少しずつ減少傾向にあります。また、2024年のアプゼンティーイズムは2023年より1.3日/人改善しました。またプレゼンティーイズムもグループ目標33.4%以下に対し、サッポロライオンは2023年から達成しています。ワークエンゲージメントは2024年:52.8から2025年は53.8に向上しました(グループ目標54.0以上)。社内報での健康経営コーナー「衛声」でも身体の情報はもとより、メンタルヘルスに関するストレス防止対策法なども、引き続き発信してまいります。

休職後の職場復帰、就業と治療の両立

傷病やメンタル不調をかかえている従業員の中には、働く意欲や能力があっても、通院をはじめとする治療と仕事の両立に悩まされている方々がおります。
そのため、就業の継続や復職が困難になる場合も少なくありません。
復職のタイミングや時期については産業医、産業保健師と十分な面談を果たし、休職後100%の職場復帰をめざしています。
また、会社・組織として取り組む必要性や意義を共有することで、治療と仕事の両立を実現しやすい職場風土をつくっていきます。
復職後の産業保健師の定期的なフォローも欠かさず行っております。また、疾病の他に育児や介護による休職後の職場復帰もあります。従業員への知識導入になるよう、人事研修の最後に厚生労働省の介護休業セミナーを織り込みました。他男性育休・介護休職のe-ラーニング実施し、受講者は95.6%となりました。
女性育児休業取得者による体験談の場を設け(交流会)さまざまな働き方を共有することで職場復帰後も両立に向けてフォロー体制を整えています。

生活習慣病健診への取組み

初期の生活習慣病は特に自覚症状がないことが多いため、いつの間にか病気が進行してしまう危険があります。そのためには早期発見、治療を重視し長く元気に働くことを目標に病気の危険因子を取り除くよう呼びかけています。サッポログループでは補助金制度も設けており、手厚いサポートでより健診を受診しやすくなっております。年々受診率があがり2024年度は100%になりました(2026年KPI 40歳以上受診率100%)。

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年
生活習慣病健診受診率(%) 58 70 91 97 100

※40歳以上

パフォーマンス指標

2024年のアプゼンティーイズムは2023年より1.3日/人改善しました。
またプレゼンティーイズムもグループ目標33.4%以下に対し、サッポロライオンは2023年から達成しています。
ワークエンゲージメントは2024年:52.8から2025年は53.8に向上しました(グループ目標54.0以上)。

2020年 2021年 2022年 2023年 2024年 2025年
アプゼンティーイズム(日/人)* 2.9 3.4 2.5 1.8 0.5
プレゼンティーイズム(%)** 34.0 41.8 32.6 30.7 32.2 32.2
ワークエンゲージメント(偏差値)*** 52.3 53.5 53.0 52.7 52.8 53.8
  • * アブセンティーイズム:年間欠勤日数の合計を在籍者数で割った値
  • ** プレゼンティーイズム(労働損失%):100%-絶対的プレゼンティーイズム(WHO-HPQ 3問目から算出)
  • *** 偏差値は調査会社参入企業・団体等の一定期間のデータを対象として算出、ワークエンゲージメントは調査会社独自の方法

サステナビリティ強化

サッポロライオンはお客様と従業員その家族の健康のため、お取引先様とともにサプライチェーン全体の人権の尊重と保護、環境安全の配慮などを優先し、商品の提供につとめております。

サッポログループのサステナビリティ方針のなかで、原料や食材などについて、安全安心提供に加え、自然環境保護の観点と人権尊重を意識した調達を目指していくこととなっています。
原料調達先の人権尊重を意識した調達の取り組みは「人権デューデリジェンス(人権DD)」と称され、当社でも重要な「調達概念」となっています。
コーヒー豆については、優先確認対象原料となっており、重要な原料に位置づけられています。その中で有機栽培されたコーヒー豆を使用したコーヒーをお客様に提供しています。

その他、地域創業事業の中でも食材の選定には品質の安全・安心に重点をおきお客様にとって健康的なメニューの施策に取り組んでおります。

▷自社リソースを活用した地域課題解決

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