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チャレンジャーズ

01業態開発グランプリ


最終選考に残ったのは5チーム。それぞれが壇上に登り、全国から集まった200名近い支配人に対してプレゼンをする。若手社員には、まさに大舞台。緊張に声を震わせながら、阿部たちは「くんせい屋 銀次」と命名した新業態のアイデアを披露した。
「発表後の休憩時間に、かつての上司が駆け寄ってきて『よくやった。いい提案だった!』と手を握ってくれました。涙が出そうになりましたよ。」
審査の結果、「くんせい屋 銀次」は自分たちの想像以上の評価を得て、準グランプリとなる。ちなみにグランプリは、リボンプロジェクトメンバーによる「女性による女性のためのしっかりごはん計画」。
「最後の講評で、社長が『ここまで残った5案は、開店に向けてすぐに動きます』と宣言。『おお、本当に店になるんだ』と、うれしさが胸の底からこみ上げてきましたよ」









現在「くんせい屋 銀次」は、物件交渉の最終段階にある。
「新規店を出すのは簡単ではありません。開発部門が採算性を精査し、店にふさわしい物件を探し、交渉。候補物件が見つかったと言われて喜んだら、ボツになってがっかりしたり、『ランチメニューも必要』と言われて、懸命に考えたり。でも最高に楽しいですよ。開店したら店長になれる予定なので、自分の考えた店を自分で動かすという夢のような仕事ができるのですから」
グランプリ後、全国の店に燻製メニューが取り上げられ好評を博すというオマケもあった。阿部は別の仲間と組んで翌年のグランプリにも挑み、再び最終選考に残った。これからも毎年挑戦し続けるつもりだ。
「この制度があるおかげで、モチベーションが上がるし仕事にメリハリが付きます。考えるクセがつくことで既存店も活性化するし、会社全体にますます活気が出た気がします」
サッポロライオンは、正真正銘、全ての社員の思いでつくる会社なのだ。

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