ライオンでは「生ビールの三原則」を厳守しています。
生ビールは温度に敏感です。ぬるいとまずくて飲めず、泡が多くできてしまい上手に注ぐことができません。逆に冷やしすぎてもビールがにごったり、泡が立たなかったりします。最良の状態で生ビールを提供するために、冷蔵庫などの温度2~4℃に保ちます。また、ビールに含まれている炭酸ガスは振動を嫌います。炭酸飲料を振ったら泡だらけになるのをイメージしてください。工場から車にゆられて配送されたビールは、受入後、24時間以上は冷却した状態で静置して落ち着かせます。
生ビールを注ぐとき、炭酸ガスで圧力をかけます。これはビールを押し出すためだけでなく、ビールの大切な炭酸ガスを逃さないためでもあります。圧力調整は樽にどれだけのビールが残っているかなど、環境によって微妙に変化します。この調整がうまくいかないと気が抜けたようなビールや、ぴりぴりとした味のビールになってしまったりします。
生ビールを注ぐための器具、ビールの通る配管、そしてグラス・ジョッキを常に清潔に保つことが大切です。これは雑菌の繁殖や酵母の付着を防ぎ、油脂・汚れを落とし、生ビールの中への異物の混入、悪臭を防ぐため、さらにきめ細かく、丈夫な泡をつくるために必要です。ビールを注いだとき、グラスの内側に細かい水泡が付着しているものは、グラスが汚れている証拠です。
泡がビールの炭酸ガスが抜け、味が劣化するのを防ぐフタの役割をしているからです。その泡を最後まで残して飲みきるのがポイント!
上唇で泡をおさえ、泡を飲んでしまわないように泡の下のビールだけを飲むようにします。また、泡が消えないうち、そして冷えているうちに飲み終えることが大切。ライオンの小グラス(約420ML)なら3~4口で飲み終えるのが理想的です。ご自分のペースに合うグラスのサイズで注文しましょう。